全国No.1英語講師による”間違った英語学習法”3選!

全国No.1英語講師による”間違った英語学習法”3選!

”これをやめれば英語は話せるようになる”

こんにちは。No.1英語プレゼンターのさとKです。

企業や社会人向けにビジネス英語や実践英語などを教えていて気づいたことがあります。

それは、「頑張っているのに成果が出ない人」が多いということです。

英語は好きで触れているつもりなのに全然話せない。
たくさん勉強しているのになかなか成果が出ない

そんな経験はありませんか?

かくいう自分も中学2年生までアルファベットも書けず、英語なんて大嫌いでした。しかしいつの日か留学経験もなく、英検1級、英語スピーチコンテスト全国1位、TEDxスピーカー、書籍出版という実績を出すことができました。英語が嫌いな頃は自分にはセンスがない、頑張っても無駄だと思っていました。頑張っていないわけではないのに、なぜか成果が出ない。そんな状況にいました。

なぜ英語ができないのか?


実は英語が話せない、できるようにならない原因の多くはセンスや環境ではなく、「やり方」に問題があります。今回は典型的な間違った英語勉強法を3つほど紹介しますので、一つでも当てはまる場合、後述する対策ですぐに改善していきましょう。


・間違った英語学習法①
ひたすら英会話フレーズを暗記している
英語の本を買ったり、YouTubeを観たりして、英語フレーズをひたすらに覚えているという学習をしていませんか?フレーズを覚えること自体に問題はありませんが、おそらくそのフレーズは今後あまり使わないものばかりで、色々な言い換えパターンがあり、必ずしもその言い方で覚える必要はないです。
英会話という実践的なことをしたいのにも関わらず、暗記がメインになっては何も進展しないので、フレーズ暗記がメインの英語学習をしている場合はすぐにやめましょう。

→今日からできる対策法:
フレーズは「覚える」のではなく、「調べる」ようにしましょう。1日5分でも良いので、独り言や目の前に見えているものなどを「これ英語で何ていうんだろう」と問いかけ、スマホで調べて観たり、それこそその表現をYouTube検索したりすると詳しく出てきます。中1レベルの最低限の単語は覚えておきたいですが、英語表現は「調べながら伸ばしていく」ものだという意識でいきましょう。


・間違った英語学習法②
洋楽やドラマなどをひたすら聞いて英語に触れる
英語のシャワーと題して、英語の音楽や映画で英語に触れる人は一定数います。はっきり言って全く意味ないです。ただ残念なことに「とにかく英語に触れよう」というアドバイスが蔓延っています。例えば全てのフレーズ、意味、発音などを理解しているものを流すのであればまだマシですが、闇雲に英語を流しているだけでは英語はできるようになりません。もはやこれは英語に触れるというよりもただの音楽や映画鑑賞です。
「ひたすら聞いて耳を慣らしていく」ことはもちろん一定の効果がありますが、意味がわからないものを流したところで、そのような受動的なことをしたところで、あなたの目標は達成できません。

→今日からできる対策法:
英語を「聞く」という学習からまずは離れましょう。語学の基本は、「読み」、「書き」です。英語を読み、意味を理解し、発音し、スペルを書いてみる。幼少期や小学生の時にひらがなや漢字をひたすら書いて、読んで練習しましたよね(覚えていないかもしれませんが)。それと同じことをすれば良いだけの話です。変に学習の知識や情報が多い世の中ですので、いかに楽をするかが先行してしまいますが、正しい学習方法で進めていかない限り、畳の上の水練です。


・間違った英語学習法③
英文法を軽視する
「受験英語は実践的じゃない」とよく言われます。勘違いしてはいけないのは、「受験英語」や「ビジネス英語」というジャンルがあるわけではなく、あくまで特定の領域で使われやすい英語があるというだけです。確かに超難関な英文法などは特段必要ありませんが、英語のルールである英文法をやらずして英語の上達はありえません。大切なことなのでもう一度言いますが、英文法こそが英語上達の最も早い近道です。
書店やネットを見るとよく、「英会話に文法はいらない」という文言を見かけますが、これは単なる購買意欲を掻き立てる謳い文句です。人間の楽をしたい心理に漬け込み、めんどくさそうな文法をやらなくていいと言うことで、あなたの注意を引いているだけです。騙されてはいけません。何より皮肉なのは「文法はいらない」と言っている人たちの多くは英文法を理解しています。本当に文法理解がなくて、英語を運用している人に少なくとも私は出会ったことがありません。

→今日からできる対策法:
英文法といってもかなり範囲が広いので、まずは中学レベル(英検3級レベル)を抑えましょう。高校レベルの文法はその延長なので、必要になれば自ずと理解できます。中学レベルをマスターすることが何より大切です。
一見遠回りのように見えますが、英語の基本構造を理解することで、調べたり、読み書きしたりするときにとても役に立ちます。中学生のように問題集としてやる必要はなく、それこそYouTubeなどで一通り理解する程度で大丈夫です。余裕があれば中学問題集の並び替え問題程度はできるようになっておくと会話などでも役に立ちます。
基本文法は英語学習の要です。1、2ヶ月もあればほぼマスターでき、ついでに基本単語まで習得できるので一石二鳥です。参考までに私の中学動画も掲載しますのでぜひご利用ください↓

 

ブログに戻る

コメントを残す

コメントは公開前に承認される必要があることにご注意ください。